SPD : ユーザーガイド

※ ユーザーガイド

1. コネクタの種類、通信方式、電源電圧を確認し、適切なSPDタイプを選択します。

 

2. SPDへの接地接続はSPDの一部につなぎ、通信線のシールド部分は< eca3G >が接続されている接地母線に接続してください。

 

3. SPDは防護装置の近くに設置する必要があります。SPDが防護装置から30メートル以上離れて設置されている場合は、装置の近くに2次SPDを設置する必要があります。ケーブル長ができるだけ短くなるようにしてください。

 

4. SPDの< INPUT >はサージが発生すると予想される側に接続し、SPDの< OUTPUT >は防護装置に接続してください。

 

5. 埃や雨の心配のない場所に防護ボックスを作り、その中にSPDを取り付けてください。

 

6. SPDは全て、内部コンポーネントを修理する必要がなくメンテナンスが不要であるように設計されており、また絶縁破壊によりアークが生じて通信線が電力線に直接接触した場合には、SPDの内部回路が切断(ショート)するように設計されています。重度の落雷によって過電流が発生することがあります。

 

7. SPSの内部でショートが発生している場合、通信が切断されため、通信を再接続するためにSPDを交換する必要があります。SPDの損傷が電力線の問題によって発生した場合は、電力線を修理する必要があります。

 

8. SPDは消耗品でのため、サージで損傷した場合に備えてスペアを用意することをお勧めします。

 

 

※ タイプ

番号 用途 モデル コネクタ 公称線間電圧 最大線間電圧 防護レベル 最大放電電流
1 TEL/ADSL TLJ12C RJ11 1 150V 170V 220V 20kA
2 TLT32C 3pスクリュー 1
3 ISDN-T0 ISJ14B RJ11 1 48V 53V 70V 20kA
4 ISJ44B RJ45 2
5 IS3T4B 3pスクリュー 1
6 IS5T4B 5pスクリュー 2
7 専用/
4-20mA
LSJ12B RJ11 1 24V 28V 40V 20kA
8 LSJ42B RJ45 2
9 LS3T2B 3pスクリュー 1
10 LS5T2B 5pスクリュー 2
11 RS422/
RS485
RS3T6A 3pスクリュー 1 6V 10V 15V 20kA
12 RS5T6A 5pスクリュー 2
13 LAN LAJ46A RJ45 1 6V 10V 20V 20kA
14 CCTV/
イーサネット
VIBP1B BNC-J/P   帯域幅: 0~70MHz 10V 20V 20kA
15 VIBJ1B BNC-J/J
16 RF RFNP00 N-J/P 帯域幅:
0~1GHz
電力:
25~150W
挿入損失:<0.5dB VSWR:<1.3 600V 20kA
17 RFNJ00 N-J/J
18 RFBP00 BNC-J/P
19 RFBJ00 BNC-J/J

によるCCTVシステムの雷サージ防護

カメラ&制御ボックス向けのeca3G LP、DVR・モニタ・サーバ・制御システム・安全な等電位環境向けのeca3G LM

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